酵母と酵素の違い

酵素と酵母はちがいます。

どう違うかといえば、
酵母が酵素を作り出します。

酵素は酵母が作り出した産物ですが、
基本的には酵母により腸内の酵素は増えません。

酵母自体は酵素を持ちますが、
酵母を摂ることで酵素液を摂るように
酵素を摂ることにはならないのです。

酵素自体は野菜や果物、野草などにも存在していますが、
それらを乳酸菌などの有用菌や酵母を混ぜて発酵させ、
酵素を増幅させます。

それをすくったものが「酵素液」であり、
濃縮したものが「酵素サプリメント」となっていきます。

酵素は消化酵素である「リパーゼ」「アミラーゼ」の働きをサポートするほか、
乳酸菌や麹菌どの有用菌とともに腸の上下運動（蠕動運動）をもたらします。

乳酸菌は腸を丈夫にし、体外の細菌から体を守る作用をしますし、
麹菌は体に入ってきた糖分を分解してくれます。

そして、外から腸に入った酵素は消化酵素として使われ、
消化をサポートします。

酵母に求められるのは糖質を分解すること。

酵母は腸にはいってきた「糖分を発酵分解する」
という作用が求められます。

酵母は「糖質を分解する」という作用があまりに際立つため
酵素がダイエットのみならず「健康」目的に摂取されるのとは違って、
酵母を摂る目的はほぼダイエットに絞られます。

しかし、実際には酵母サプリメントを摂っていれば、
酵素を摂るのと同等以上の健康効果が期待できます。

健康目的に摂っても有効です。

話題の酵母で糖質分解

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